

Q1. 入社の理由背景を教えてください。
大学卒業後、4ヶ月間ニート期間を過ごしていたんです。その頃、叔父さんの農作業を手伝いに行った際、現在の次長である濱田さんの奥様と偶然出会い、「よかったら話を聞いてみないか」と声をかけてもらったのがきっかけでした。濱田さんの娘さんが自分と同じ中学校の同級生だったこともあり、とても話しやすくて、その流れで入社することになったんです。建設業には全く興味がなかったんですが、「土日休みで、仕事時間も8時から5時」という条件に惹かれて入社を決めました笑
Q2. 現在の仕事内容と、その中で一番
「面白い」と感じる瞬間を教えてください。
基本的に会社にいるときは、先輩方の手伝いをすることが多いですね。現場では、書類作成や写真撮影、測量などを担当しています。1日の流れは、まず朝に下請け業者さんとの打ち合わせがあり、作業中は危険なことがないか確認したり、必要な写真を撮ったり、現場が滞りなく進んでいくか調整を重ねていきます。それが午後まであって、その後は日々の書類整理をしていきます。地味な仕事もあれば、現場の方々のコミュニケーションでものづくりをしていく事を実感していってます。
自分が携わり出来上がったものを見ると、何とも言えない達成感を感じますし、誰かの役になっている!という想いが湧き出て社会に貢献しているという感覚になります。

Q3.仕事をする上で、最も大切にしている「マイルール」は何ですか?
「分からんなりに考える」ことです。最初は現場で先輩の背中を見て学ぶものだと思っていたんですが、実際は先輩方がとても優しく、言わなくても教えてくれる環境なんです。それでも所長や職長が施工方法について話し合っている時に、「自分だったらこうする」というのを考えて、後で答え合わせをするようにしています。やっぱり上司や下請けの人に迷惑をかけたくないという気持ちがありますね。早く一人前になって、逆に助けてあげられるようになりたいというのが今の率直な思いです。
Q4.入社当初から「自分で考えて動く」ことを意識していましたか?
「全く」意識していませんでした。最初の現場は、高速道路工事という規模が大きく大変な現場で、大学で習った知識はほとんど使えなかったんです。その頃は「考える」よりも「慣れ」が重要で、次の作業に備えて言われる前に準備しておく、という感覚でしたね。とにかく1日の作業を無事に早く終わらせることを意識していました。
Q5.「責任を持って主体的に動こう」と思うようになったきっかけや、
影響を受けた経験はありますか?
最初の現場の終盤、工事のスケジュールが詰まって忙しくなってきた頃のことでした。当時の上司の方から、道路脇に設置する小さな水路の工事を「甲藤、面倒見てくれ」と任されたんです。そこで初めて、杭を打ったり高さを確認したりする作業を全て任されることになった時、「任されたら責任は絶対に出てくる」と感じました。それまでは先輩を通じて下請けの方と関わっていたんですが、この時を境に自分から直接、下請けの方に位置を確認するなどのやり取りをするようになったんです。直接話すことで、たとえ上司がカバーしてくれるとしても、自分がやり取りしていることへの責任感が芽生えましたね。守ってもらうだけでなく、自分自身が責任を負う必要があるという気持ちが強くなっていったのだと思います。

Q6. これまでで最も「挑戦だった」と
感じる仕事について教えてください。
最初の現場では常に先輩が手取り足取り教えてくれたので、特に大変だと感じることはなかったですね。先輩たちが「本当に何も考えんでもどうにでもなる」くらいサポートしてくれていたんです。僕にとっての本当の挑戦は、次の現場でした。これも南国道での現場でしたが、メンバーがガラッと変わり、僕を含め4人という体制に。前回の現場ではただついていくだけだったのに、次の現場では責任範囲が広がっていき、最大4組の下請け業者さんを一人で面倒見なければならなかったので、それがきつかったですね。また1日に1万6千歩も歩いたり、電話が多すぎて電話番号を覚えてしまうほどでした笑
Q7. その仕事で、どんな壁にぶつかり、
どのように考えて乗り越えましたか?
どうやって乗り越えたかと聞かれたら、とにかく「頑張った」の一言ですね笑。もちろん「逃げたいな」と思っていた日もありました。それでも逃げずに向き合えたのは「周りに迷惑かけたくない」という気持ちが大きかったからだと思います。清水新星の社員さんたちは本当に僕に優しくしてくれるし、仕事も沢山教えてくれる。大きなミスでもしない限り怒られることもない「最高」に働きやすい環境です。だからこそみんなに迷惑かけたくないという気持ちだけで、乗り越えられたのかなと思っています。
Q8.周りの先輩や同僚を巻き込む上で、工夫したことは何ですか?
巻き込むというより、「分からないなりに考える」というマイルールや、「上司にも下請けの人にも迷惑をかけない」ということを大切にした結果、周囲との良好な関係を築くことができ、スムーズな仕事につながっていると感じられます。周囲のサポートに甘えるだけでなく、自ら考え、行動することで、先輩や同僚の負担を減らす工夫をしていました。
Q9.その経験を通じて、ご自身が一番成長したと感じる点は何ですか?
現場経験を通して「優先順位をつけれるようになった」ことです。毎日1万6千歩も歩き、たくさんの電話に対応しながら現場を回していった経験が、成長につながっていると感じます。ちなみに、その現場で一番しんどかったことは朝の通勤です。測量や複数の班のイチダシをこなすために、朝5時20分には家を出ていたこともあって...朝は苦手なんです笑
Q10. これから就職活動をする学生へ、メッセージをお願いします。
清水新星は、周りの方々が優しく教えてくれる環境でとても働きやすいというのが率直な感想です。今皆さんが持たれている建設現場のイメージとはいい意味で全く違います!なので、安心して頂けるといいなぁと思っています。
